挨 拶 活 動 内 容 『 I M C 通 信 』
≪挨 拶≫
職場のいじめ・嫌がらせや過重労働などで体調を崩す労働者が増加し、社会問
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題になっています。今は「うつ病100万人時代」とも言われています。
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政府や監督する行政機関でもうつ病や自殺対策の必要性が叫ばれ、取り組みが
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開始されました効果は上がっていません。
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会社や労働組合においても労働者の立場に立った職場での取り組みは立ち遅れ
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ています。
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職場のいじめ・パワハラなどによる精神疾患の労災申請も少しずつ増加してい
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ますが、体調を崩しながら1人で申請を行うことは困難が伴い、諦めてしまう人
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も少なくないだろうと思われます。
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いじめ・メンタルヘルス労働者支援センター(IMC)は、心の病気で体調を
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崩している労働者の相談、そして会社との交渉、職場復帰支援、じめ労災申請や
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訴訟の支援などを行います。
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いじめに遭ったら、Ⅰ人で悩まないで、泣き寝入りをしないで、一緒に声を上
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げていきましょう。
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代表 千葉 茂
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〈活 動 内 容〉
1.職場でいじめ・嫌がらせなどに遭遇したり過労などにより心の病気で体調
を崩している労働者、職場でメンタルヘルスケアに取り組んでいる労働組合
や団体からの相談活動と対応への支援。
2.職場でいじめやパワーハラスメントなどに遭遇したり、過労などにより心
の病気で体調を崩している労働者の職場復帰支援、労働災害申請や訴訟の支
援。
3.職場でのいじめやメンタルヘルスケア対策についての学習・研修の機会の
提供。
4.職場でのいじめやメンタルヘルスケアに関する情報の収集と提供。
5.厚生労働省をはじめとする行政への政策提案。
6.その他、目的を達成させるために必要な事業。
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≪会 員 の 募 集≫
センターは会員からの会費とカンパ金によって
維持されています。
会員を募集しています。
<年会費>
団体 一口 10,000円
個人 一口 6,000円
<口座名>
いじめ メンタルヘルス労働者支援センター
総合口座
口座番号 ゆうちょ銀行
記号 10060
番号 38747761
※ 他の金融機関から振込の場合は
【店番】008
【預金種目】普通預金
【口座番号】38747761
振替口座(当座)
ゆうちょ銀行
口座番号 00150-1-429812
※ 他の金融機関から振込の場合は
【店名(店番)】〇一九(ゼロイチキュウ)店
【預金種目】 当座
【口座番号】 0429812
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= センター設立の経緯 =
支援センターは2010年11月1日に開設しました。
それまでの経緯を報告します。
コミュニティー・ユニオン全国ネットワークは、毎年全国交流会を開催
し、昨年10月の開催は21回目となりました。内容は全体集会と分科会
に分かれますが、ここ6年間はメンタルヘルス関連の分科会がもたれてい
ます。さらに一昨年からは「相談を受ける側の経験交流」と「いじめ・い
やがらせ(パワーハラスメント)相談と予防対策」とに分かれました。
分科会では毎年、まとめの時に「困ったときにいつでも相談できるとこ
ろがあるといいね」「地方にも必要と思われる情報を流してくれるところ
が欲しいね」という意見が出されます。参加者一同「そうだね」と頷きま
すが、さてその役割を担う、力量をもったユニオンは見つかりませんでし
た。
全国安全センターの2008年総会での提案を受け、翌年2月から大阪
や名古屋で「メンタルヘルス・ハラスメント対策局定例会」が開催されて
います。定例会では現在の厚労省の動向や労基署の認定判断などの情報交
具換と検討と体的事例検討などを行っています。そのなかで「厚労省に近
い東京に全国情報を収集して発信してくれるところがあるといいね」とい
う話も出ていました。
しかしすでに全国安全センターがその機能を担っているのに同じような
組織をつくるのは礼を失するし、おこがましいことです。
それでも対策局に提案される課題は多様化、細分化そして深刻化してい
るのを見る時、そして案件が増大している中で、いじめやメンタルヘルス
問題に特化し、安全センターの物理的力量をカバーする組織が別個にあっ
てもいいし、コミュニティー・ユニオン全国ネットの要望にも応えられる
という結論に至りました。
さらに支援を申し出てくれた労働組合と団体があるということは“今が
チャンス”でした。
(『安全センター情報』(全国労働安全衛生センター連絡会議
機関紙)2011.3号 より抜粋)
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