いじめ・メンタルヘルス労働者支援センター(IMC)



















 労 働 安 全 衛 生  海外のメンタルヘルス・ケア  韓国



国家人権委員会が作成
「『ありがとうございます』感情労働者が
一番欲しい一言です」


 


警察に貼られているポスター
 「相手方の人権を無視する大声、
 悪口などの言語暴力も処罰される
場合があります」



 民主労組作成のポスター
 



  「ハンギョレ新聞」 2013.5.10 から
 



 「ハンギョレ新聞」 2011.11.28 から
 


 


韓国 何でも広場 感情労働より



韓国 何でも広場 感情労働より



「ハンギョレ新聞」2011.11.28から

         <<論文・報告・資料等>>

 ★ 「韓国 2010年~14年 労災と認めたられた自殺が59件」
    ハンギョレ新聞 17.7.10 17.16.
   「2010年から14年までの5年間、勤労福祉公団が自殺を業務上災害と認めた事例は遺族
   の申請190件中59件(31.1%)に過ぎませんでした。これらの事件で勤労福祉公団は
   「個人的要因の方が大きい」、「職場を持つ一般の人が耐えられる程度だった」、「ストレス
   の内容が自殺を誘発するほどに過度なものではない」などの理由で遺族給与支給を拒否してい
   ました。
    公団の統計によれば、公団の業務上災害不認定に不服があるとして、遺族が訴訟により裁判
   所から業務上災害確定判決を受けたケースは2010~16年に13件ありました。
   「精神疾患そして業務上災害・・・」
   「労災の可否、当事者の立場から判断してください」
   ≪活動報告≫ 17.7.20


 ★ 「韓国の長時間労働、社会に大きな負担」
    日経産業新聞 17.1.12
   「韓国人は、なぜ他の国よりも長く働くのだろうか。政策研究大学院大学の魏茶仁准教授は理
   由を3つ挙げる。
    1つ目は労働者に交渉力がない点だ。魏氏は『企業の権限が強すぎて、契約社員は雇用主に
   何も要求できない』と指摘する。2つ目は長時間労働に陥りやすい賃金構造だ。賃金が非常に
   低いため『収入を増やすには残業するしかない。(長時間働いている人の)多くは契約社員だ』
   と話す。3つ目は上司が長時間労働を当然と考える企業文化にある。こうした環境では、部下
   は職場に長時間いなくてはならないという圧力を感じる。
   「韓国の長時間労働、社会に大きな負担」


 ★ 「感情労働で『心に傷』を受けて働く金融労働者
    毎日労働ニュース 16.12.28
   「討論会の参加者は金融労働者に業務の自律性を与えて、評価システムを改善しなければなけ
   ればならないと声を揃えた。チョン社会健康研究所所長は『職務の設計は経営者の権限だが、
   勤労者に若干の自律性さえ与えられれば、顧客との摩擦を産み出す状況を現場で解決できる』
   とし、『感情労働の我慢は成果評価に繋がっているので、成果評価制の廃止や、他の評価方法
   を導入すべきだ』と提案した。
    特に、金融監督院が、金融会社別の悪性苦情を収集して事例を共有し、ガイドラインを示す
   べきだと提案した。労組の役割も強調した。『金融圏の労組も保健医療労組のように、定期的
   に労働環境・健康に関する実態調査を実施し、現況を把握して救済方法を見付けなければなら
   ない』と話した。
   「感情労働で『心に傷』を受けて働く金融労働者」


 ◆ 「感情労働 実態と改善方法」
    イム・サンヒョク(韓国)労働環境健康研究所所長
    関西労働安全センターは、16年12月19日、韓国の労働環境健康研究所所長イム・サン
   ヒョクさんをお招きして講演会を開催しました。

   「2013年にサービス連盟と一緒に、過去1年間に2000人を対象に顧客から受けた被害
   などの調査をしました。その結果です。
    無理な要求をされた経験79.81%、人格を無視された経験86.74%、罵声や暴言を受
   けた経験79.69、身体の脅威にあった経験46.1%、暴行された経験12.8%、セクハ
   ラ、性的接触を受けた経験29.71%です。
    そのことを会社に知らせた場合の反応です。加害者に法的責任を問えるよう支援してくれた
   3.62%、言葉で慰めてくれた43.28%、そのまま我慢しろといわれた33.90%、是
   非を正さず、顧客に無条件に謝れといわれた19.64%、かえって自分に人事上の不利益が
   きた3.27%です。
    被害の事実を知らせない理由です。話すのが恥ずかしい3.14%、話したところで別に対
   策を立ててくれないようなので82.81%、却って自分に不利益が回るようで8.05%で
   す。10%の労働者は同僚には話しています。」
   「感情労働 実態と改善方法」
   ≪活動報告≫ 16.12.21


 ◆ 過労死防止学会 国際シンポジウム報告
    「韓国における過労死問題の現状と課題」
    イム・サンヒョク(韓国)労働環境健康研究所所長
   「続きまして、過労死と過労自殺の労災認定について申し上げます。韓国は恥ずかしいことに
   OECDの国々の中で1位です。2014年の死亡原因の統計を見てみると、自殺は死亡原因
   の第4位になっております。20代、30代の死亡原因の第1位は自殺になっております。
    原因は長時間労働である、そのように思われます。1995年から2013年6月の間に、
   過労死の労災認定で、申請をした件数は1万3088件、そのうち労災認定を受けた件数は7
   578件で、認定率は57.8%になります。
    年度別の過労死の認定率を見てみます。1995年から2004年までの間は60から70
   %認定されました。2009年からはその認定率が30%台に落ち込みます。2011年には
   最低値を記録しまして、12.9%しか認定されませんでした。2014年には20.2%と若
   干上がりました。このように過労死の認定率が継続的に減少している理由は、政府の性格と関
   連している、そう思われます。保守政権のもとで、労災補償保険法の改正もあり、そして業務
   上の疾病認定の基準も強化されてしまいました。労災の判断基準もたいへん厳しくなってしま
   いました。」
   「韓国における過労死問題の現状と課題」


 ◆ 「韓国の感情労働」 労働環境健康研究所を訪問
    「過度な親切は止めましょう」
     「ただし私が買うときは正当な情報を伝えてください」
    いじめ メンタルヘルス労働者支援センター 千葉 茂
    『安全センター情報』2016.3号  全国労働安全衛生センター連絡会議
   「韓国の労働者の労働条件、処遇、健康、労働安全衛生は労働組合がキャンペーンなどを展開
   し、地域住民や利用者を共感させて共同の闘いを組んで向上させている。その闘いに労働環境
   健康研究所はコミットしている。そして社会環境を変えていっている。
    『お客様は神様』ではない。労働者と消費者・利用者はお互いに人権と人格を認め合い、社
   会のパートナーとして理解しあって共生していくことの大切さを痛感させられた。」
    ≪活動報告≫ 15.11.20
    ≪活動報告≫ 15.11.26


 ◆ 「監視カメラで自殺に追い込まれた労働者に初の労災認定
    韓国勤労福祉公団」
    ハンギョレ新聞 16.6.9
   「『あのカメラが気になってしょうがない。すべての行動が監視されていると思うと気がおか
   しくなる。ハンマーで叩いて壊してしまいたい。いつまで一人で食事しなくてはならないんだ』
    昨年5月に自ら命を絶った金属労組ポスコ社内下請け支会イージーテック分会長のヤン・ウ
   グォンさん(当時50歳)は、監視カメラに対する不安を日記に書き残した。2006年に発
   足した労組を一人だけ脱退しなかったヤンさんは、減給、無期限の待機発令、2度の解雇、2
   度の停職となった。2回解雇され全員復職の判定を受けて出勤した後、監視カメラで行動を監
   視されるようになった。勤労福祉公団ソウル業務上疾病判定委員会(委員会)は、ヤンさんの家
   族が同公団麗水支社に申請した労災保険の遺族給与等の請求に対し、先月27日、『故人の死
   亡は業務上の死亡と認められる』と判定した。」
   「監視カメラで自殺に追い込まれた労働者に・・・」


 ◆ 「韓国、止まらない過労死 感情労働
     『愛してます、お客様』の苛酷…」
    産経新聞 16.1.15
   「たとえば、郵便集配員。『労働者運動研究所』の調査によると、郵便集配員の1週間当たり
   の労働時間は平均64・6時間で、一般労働者の平均を20時間も上回る。その結果、5年間
   で1653人が過労死や集配中の事故に遭ったという。
    韓国の郵便事業は政府が運営しているが、慢性的な赤字に伴う人員削減によって、現場の集
   配員は土曜勤務や繁忙期の徹夜勤務を強いられている。15年10月には労働組合がソウル市
   内で抗議集会を開き、「殺人的な長時間労働を撤廃せよ」などと訴えるプラカードを掲げてデ
   モ行進した。
    「韓国、止まらない過労死」


 ◆ 「韓国で『感情労働』が最も深刻な職業は
     テレフォンオペレーター」
    ハンギョレ新聞 15.10.13
   「韓国雇用情報院は昨年6月から4カ月間、韓国内730種の主要職種で働く労働者35人ず
   つ、計2万5550人を対象に感情労働の強度を調査した結果、テレフォンオペレーターの感
   情労働が最も強度が高いことが明らかになったと13日明らかにした。
   「韓国で『感情労働』が最も深刻な職業は・・・」


 ◆ 「韓国の自殺率低下...20〜30代の男性だけ上昇」
    ハンギョレ新聞 15.9.23
   「統計庁が23日に発表した「2014年死亡原因統計」によると、昨年自殺で死亡した人は
   1万3836人で、1年前より591人(4.1%)が減少した。人口10万人当たりの自殺
   した人の割合である自殺率は27.3人で、2008年(26人)以来、6年間で最も低い水
   準を示した。2004年23.7人だった自殺率は世界的な金融危機を経て、2010年に3
   1.2人、2011年には31.7人まで増えたものの、最近は減少傾向にある。
   「韓国の自殺率低下...20〜30代の男性だけ上昇」


 ◆ 「感情労働者の苦衷、ちょっとだけ考えて見てください」
    ハンギョレ新聞 15.5.1
   「伝えてください

    今日差し上げる
    バラの花もバンドエイドも
    申し訳ないですが
    あなたの為のものではありません

    日常で出会う
    感情労働者に差し上げてください

    あたりまえの日常に対する感謝と
    互いの労働に対する尊重を
    私たちから始めましょう
    たった今から」
   「感情労働者の苦衷、ちょっとだけ考えて見てください」


 ◆ 「韓国で『感情労働』に対する労災認定が大幅に増加」
    ハンギョレ新聞 15.4.23
   「働く過程で『感情労働』に悩まされたり、暴言・ストレスによるうつ病、パニック障害な
   どの精神疾患が、労災として認められる割合が最近大きく増えたことが分かった。シム・サ
   ンジョン正義党議員が勤労福祉公団から提出してもらって22日に公開した「精神疾患労災
   申請と判定件数」資料によると、様々な精神疾患を理由に労災を申請した労働者は、201
   0年89人から昨年137人に増え、これが認められる比率も23.6%(21人)から3
   4.3%(47人)に増加した。
   「韓国で『感情労働』に対する労災認定が大幅に増加」


 ◆ 「生徒20人救った“セウォル号の義人”がなぜ自殺企図を…」
    ハンギョレ新聞 15.3.22
   「昨年4月のセウォル号事故当時、船内の消防ホースを利用して檀園高の生徒たちを救助し、
   『セウォル号の義人』『青ズボンの英雄』と呼ばれたキム・ドンス氏(50・済州市朝天邑)
   ……は“セウォル号の苦痛”の中で激しい心的外傷(トラウマ)と経済的困難に苛まれ自害を
   試みた。彼は19日午後8時43分、済州市朝天 (チョチョン) 邑咸徳 (ハムドク) 里の自宅
   で刃物で自分の左手首を切り、意識を失って倒れているのを娘に発見された。
    キム氏の娘が警察に通報し、緊急出動した119救急隊が近くの病院に運んだ。彼は応急手
   当てを受けた後、帰宅した。」
   「生徒20人救った“セウォル号の義人”がなぜ自殺企図を…」


 ◆ 「【社説】『デパート母娘事件』…他人に対する配慮が
    消えた韓国社会」
    中央日報 15.1.8
   「事実関係を確かめてみると、特権層の権力乱用というよりは客の我が物顔の振る舞いといえ
   るだろう。だが、多くの人はこの事件を起こした母娘の単なる逸脱行為とは見ていない雰囲気
   だ。私たちの周辺でよく目撃する後進的な実状だからだ。
   「『デパート母娘事件』…他人に対する配慮が消えた韓国社会」

   「警備員焼身自殺のアパート団地で同僚警備員
    106人全員が解雇される」
    ハンギョレ新聞 14.11.24
   「入居者の言語暴力などの侮辱に耐えられず焼身自殺したソウル狎鴎亭(アックジョン)洞の新
   現代アパート警備労働者イ氏(53)の同僚警備員が、契約解約の通知を受け取った。このア
   パートの入居者代表会議が現在のサービス業者との契約を終了することを決めたためだ。警備
   員のような非正規職労働者が所属するサービス業者に対する契約解除は、事実上労働者に対す
   る解雇と見ることができる。」
   「警備員焼身自殺のアパート団地で同僚警備員…」

   「焼身自殺警備員の加害者が葬儀室を訪れ謝罪」
    ハンギョレ新聞 14.11.10
   「遺影の前で号泣『おじさん、申し訳ありません』
    ‘入居者の暴言’に侮蔑感を感じ、焼身して7日に息をひきとった団地警備労働者、故イ氏
   (53)の葬儀室に加害者として名指しされたイおばあさん(74)10日夜に訪れ、弔問して
   謝罪した。」
   「焼身自殺警備員の加害者が葬儀室を訪れ謝罪」

   「団地警備員に「ご苦労さま」と声をかけてもらえませんか」
    ハンギョレ新聞 14.11.9
   「彼はある若い母親が自身が近付けば蔑視するような眼差しで見つめたと述べた。“言語暴力”
   も受けた。特に「ああ! うちの子供たち、一生懸命勉強しなければ。そうでないとあのおじさ
   んのようになってしまう」という言葉は彼の心に大きな傷を残した。
    彼は『今、自分も団地に住んでいるけれど、隣のおばさんが『警備っていったい何をしてい
   るの? 何も仕事がないんでしょ? 私たちが払う管理費を無駄にして…』という言葉を聞くた
   びに、苦々しい思いをした」と伝えた。
    彼は最後に、団地に住む人々に丁重にお願いした。「警備員に会ったら、この一言だけかけ
   て下さるようお願いします。言うだけでいいですから、そんな声をかけてくださるようお願い
   します』。彼が最後に頼んだ一言は『ご苦労さま』だった。」
   「団地警備員に『ご苦労さま』と声をかけてもらえませんか」

   「最低賃金支払いを避け団地警備員に‘集団解雇’の兆し」
    ハンギョレ新聞 14.10.20
   「20日、国会では「団地警備員の労働人権改善のための緊急討論会」が開かれた。 討論会
   に参加した労働環境健康研究所のハン・インイム研究員は「顧客と管理者の間で感情労働をし
   ている警備労働者を保護できる法改正を国会に要請する」と話した。公益人権法財団「共感」
   のキム・スヨン弁護士は「団地の現場で最も熱いイシューは最低賃金100%の適用であり、
   集団解雇できないよう警備員とサービス業者、入居者と政府が共同で根本的解決方案を模索し
   なければならない」と話した。
   「最低賃金支払いを避け団地警備員に」


 ◆ 「デパート従業員も売場で水を飲めるようにしよう」
    ハンギョレ新聞 14.11.12
   「光州 (クァンジュ) 女性民友会は13日、光州市東区大仁 (テイン) 洞のロッテ百貨店光州
   店付近で『デパートには人がいます』という主題で『尊重の帯つなぎキャンペーン』を実施す
   る。デパートの女性労働者が人権を尊重されて仕事が出来る労働環境を作ることを促すためだ。
   ……
    この団体は市民に△デパート労働者に丁寧語を使い△返品・払い戻し規定をよく熟知して不
   合理な要求をせず△会計をする時にはカードや紙幣を放り投げず△不必要なスキンシップや言
   語セクハラをしない、などを守ろうと知らせる計画だ。また、この団体は『売場に商品がない
   時、デパート労働者たちは顧客を待たせないよう倉庫まで走って取りに行くよう努めているの
   で余裕ある心でゆっくり待とう、と市民に知らせる』と明らかにした。」
   「デパート従業員も売場で水を飲めるようにしよう」
   「ソウル市、女性労働者を訪ねてストレス管理」


 ◆ 韓国 「『感情労働』 から社員を守る企業が増える兆し」
    ハンギョレ新聞 2014年10月14日
   「顧客対面が多い流通業界を中心に、職員の感情労働に対する代案準備が進んでいる。“お客
   様は神様”という風土の下に職員に全面的責任を転嫁するのが以前の文化だとすれば、職員の
   うつ病、自殺など深刻な後遺症が社会的に台頭して“悪質な顧客”を選び出して職員を保護し
   ようという動きが広がっているわけだ。
    イーマートの場合、職員が労働組合を中心に昨年から感情労働の価値を認めてほしいと訴え
   てきた。イーマート労組は昨年4月から今年4月まで『感情労働の価値認定と顧客応対マニュ
   アル作成』を団体協約に反映させることを要求した。チョン・スチャン イーマート労組委員
   長は『感情労働は顧客応対の内部原則が守られないために発生する場合が多い。マニュアルも
   重要だが、そのような状況を源泉から遮断できる環境造成も重要だ』と話した。」
   「『感情労働』から社員を守る企業が増える兆し」
   「タサン・コールセンター 公共機関で初めて『有給感情休暇』保障」
   ≪活動報告≫ 15.1.27


 ◆ 韓国 「[深層レポート]
    長時間労働を強いられる韓国の会社員
    夕飯のある生活(1)崖っぷちに立たされた共稼ぎ夫婦
    ハンギョレ新聞 2014年10月13日
   「『ハンギョレ』と韓国労働安全保健研究所労働時間センター、社会健康研究所が統計庁の
   『2013年地域別雇用調査』を基に全国16市・道の会社員(賃金労働者)の週当り労働時
   間を分析した結果、韓国の会社員1743万人のうち470万人 (27%) は毎晩8時まで退
   勤できていないことが明らかになった。夜9時にも事務室に残っている会社員は260万人
   (15%)に達した。会社員10人に1人は、退勤後には寝る以外のことは事実上何もできない
   夜10時以後に退勤している(202万人、11.6%)。深夜12時以後に退勤する人も61
   万人 (3.5%)に達する。」
   「長時間労働を強いられる韓国の会社員」


 ◆ 「いじめ問題深刻な韓国軍、徴兵制に批判も」
    日経新聞 14.10.10
   「兵営文化の抜本的改革を求める声はこれまでも大きかった。だが、総勢65万人に上る韓国軍
   における肉体的虐待は、2倍の規模とされる北朝鮮軍に対抗するために兵士たちを鍛える手段
   として昔から容認されてきた。
    軍による2回のクーデターと長期間続いた戒厳令(朴槿恵大統領の父、故朴正熙元大統領の
   時代)によって韓国軍は、軍内の問題処理に並外れた自由裁量権を与えられてきた。そのため
   民主主義に基づいた監視をほとんど免れている。
   「いじめ問題深刻な韓国軍、徴兵制に批判も」


 ◆ 韓国 「暴言にセクハラ…深刻な青年アルバイトの 『感情労働』」
    ハンギョレ新聞 2014年9月24日
   「ソウル松坡(ソンパ)区新川(シンチョン)洞のあるビヤホールでアルバイトをしていたリ
   ュさん(26)が体験したことだ。また、チャンさんは『オーストラリアのワーキングホリデ
   ーのプログラムに参加した時は、お客さんの行きすぎた要求はマネジャーが遮断してくれまし
   た。ところが韓国では『お前がお客さんにうまく接しないからだ』という言葉がとても自然に
   出てくる」とうんざりした顔をした。」
   「暴言にセクハラ…深刻な青年アルバイトの 『感情労働』」
   ≪活動報告≫15.1.27


 ◆ 韓国 「“精神疾患”の相談・治療を受けている消防士が
    1年で5倍近く増加」
    ハンギョレ新聞 2014年9月15日
   「新政治民主連合ノ・ウンネ議員が14日、消防防災庁から受け取り公開した資料を見ると、
   職業特性のために悲惨な事故現場を繰り返し目撃せざるを得ない消防士たちが、心的外傷性ス
   トレス症候群とうつ病などで自ら命を絶つ事例が最近5年間で37人に達した。毎年7.4人
   の割合だ。」
   「“精神疾患”の相談・治療を受けている消防士が1年で5倍増加」


 ◆ 韓国  連載[監視統制、崖っぷちの感情労働者]
    ハンギョレ新聞 13.11.15~13.12.5
   1.死の前に立つ感情労働者
     会社の『感情統制』と『監視』に二回泣く
     「死の前に立つ感情労働者」
   2.白衣で隠された統制の陰、看護師
     靴下に穴があくほど病院を飛び回るのに笑えというのか?
     「白衣で隠された統制の陰、看護師」
   3.強要された笑い、デパート販売労働者
     デパート労働者を監視する数百の目...CCTVと覆面監視団
     「強要された笑い、デパート販売労働者」
   4.監視と統制、保育労働者
     「私は自分の子供の世話してはいけないのですか?」二重統制に苦しむ保育教師
     「監視と統制、保育労働者」
   5.過労死でなければ自殺、社会福祉士
     「われわれはボランティアではなく社会福祉労働者です」
     「過労死でなければ自殺、社会福祉士」
     1月31日 イ○○龍仁市社会福祉担当公務員自殺
     2月26日 カン○○城南市社会福祉担当公務員自殺
     3月19日 アン○○蔚山市社会福祉担当公務員自殺
     5月15日 キム○○論山市社会福祉担当公務員自殺
     10月29日 パク○○楊平郡庁社会福祉担当公務員過労死...
      福祉国家を叫ぶ韓国社会で2013年を生きる社会福祉士の姿だ。
      4月に労働環境健康研究所が実施した「社会福祉公務員健康実態アンケート調査」によ
     れば、社会福祉専門担当公務員の37.9%が心理相談が必要な重度の鬱、高度の鬱であ
     ることが明らかになった。回答者の27.5%は自殺の衝動を感じたことがあると答えた。
      社会福祉担当公務員のA氏(女、44歳)は12年間毎日、アルコール中毒者や鬱病、精
     神疾患などを抱える人々と向き合う。請願人の怒りとかんしゃくはそのまま社会福祉担当
     公務員個人の役割だ。社会福祉業務だけでなく、押し寄せる行政業務まで、一日を過ごす
     とへとへとになってしまう。
     「初めは助けるという気持ちでこの仕事を始めましたが、彼らのつらい話でも厳しい声を
     聞いていると、つらい時が多いです。酔っ払った状態で刀を持って訪ねてきた人もいたし、
     激しい鬱病に何時間も哀訴を聞いていると疲れます。腹が立ったり、いらいらしたり、怖
     くなっても表情に出すことができませんから・・・電話で抗議した請願人が『今から行く
     からその場にじっとしていろ』といえば、一日中扉ばかり見つめるようになります。いつ
     その請願人が入ってきて怒鳴られるかわからず、おびえながら一日を送ります。10年間
     いろいろな人を相手にしてきたので慣れたみたいですが、人々の悪態は時間が経っても嫌
     で、適応できません・・周辺で10年以上社会福祉業務を担当する人たちは怒りの調節が
     うまくできないようです。・・公務員組織内でも行政職より数も少なく、私たちの感情労
     働や業務ストレスについて話しても、他の公務員はよく理解できないから・・疎外感のよ
     うなものも感じます」。
      連続した社会福祉担当公務員の死の後、保健福祉部はいくつかの対策を出して、過度な
     業務量を減らすために新規人員の採用を約束したが、安全行政部と合意できなかったとい
     う理由で今日明日と延ばしている。保健福祉業務を遂行する社会福祉担当公務員の所属は
     安全行政部だ。
      政府の対策の後、現場で何が変わったかと聞くと、A氏は「変わった点は、よくわから
     ない。しかし社会福祉担当公務員の死に、保健福祉部や政府の謝罪が一言もない現実に腹
     がたつ」と答えた。
   6. 1人乗務、恐怖と戦う地下鉄乗務員
     「暗黒区間」、死の線路を走る都市鉄道機関士
     「1人乗務、恐怖と戦う地下鉄乗務員」
   7.人員退出プログラムの結末、死んでいくKT労働者
     顧客の苦情が労組弾圧の道具に、南原から浦項に追い出されたKT職員
     「人員退出プログラムの結末、死んでいくKT労働者」
   8.不法派遣の悲劇、サムスン電子サービス労働者
     サムスン電子職員サービスマンは「罪人」です
     「不法派遣の悲劇、サムスン電子サービス労働者」
      「親切」なイメージと態度は、サービスマンにとっては生存権だ。会社は各種の評価制
     度でサービスマンに親切を強要する。サムスン電子サービス顧客応対マニュアル(MOT)
     は、一種のサービスマン行動綱領だ。外勤エンジニアの場合、名刺の渡し方、服装、謙虚
     な姿勢、原因結果の説明、徹底した時間遵守、目のあわせかた、挨拶など、12~18種
     類ある。技師らはマニュアルを熟知して、その通りに働かなければならない。
      MOTを基準として顧客に満足度を問うサムスン電子サービスの「ハッピーコール」で
     10点(とても満足)ではなく8点(満足)以下が一つでもあれば、労働者たちは対策書を書
     く。労働者たちはブラック・コンシュマーからの防御権もないばかりかハッピーコールを
     基準に実績を圧迫する会社の統制政策に苦しんでいる。
   9.退出悪夢に自殺衝動まで、コールセンター労働者
     苦痛も競争の道具に転落したコールセンター相談員
     「退出悪夢に自殺衝動まで、コールセンター労働者」
   10.感情労働の解決ためには非正規職制限、事業主の制裁が必要
      「笑いが病気を作る」...ドイツと日本、感情労働者は?
     「感情労働の解決ためには非正規職制限、事業主の制裁が必要」
   11.感情労働者の現実、感情労働者の権利
      感情労働、労働と認定して労働者を生かす
     「感情労働者の現実、感情労働者の権利」


 ◆ 韓国  ハンギョレ新聞「感情労働」連載
   13.10.31~13.12.5
   ① 窒息:会社と顧客の間で息がつまる 「感情労働」①
   ② 歯ぎしりする経験から 私もますます‘怪物’になっていった 「感情労働」②
   ③ 罵倒されても脅迫受けても無関心…壊れた‘感情の門 「感情労働」③
   ④ 手袋もせずに障害者の大小便を拭い疥癬にも感染 「感情労働」④
   ⑤ お客様に足蹴にされても…卑屈に、もっと卑屈に 「感情労働」⑤
   ⑥ 苦しめられたソンヒ氏‘共感と連帯’で希望の芽が萌え出した 「感情労働」⑥
   「“感情マヒ”です。誰かが自分に侮辱を与え脅迫すれば、羞恥心、侮蔑感、怒り、恐怖など
   の感情が自然に感じられます。ところが、そのような感情を頻繁に感じ、耐え難い状況が繰り
   返されると、生きるために正常な感情を停止させます。結局は大変なこともなく、うれしいこ
   ともない、日常的な喜怒哀楽のリズムを全て失うことになります。
   ≪活動報告≫ 14.2.4


 ◆ 韓国 「安全保健公団-デパート業界
    『感情労働者健康保護』業務協約を締結」
    毎日労働ニュース 2013年6月
   「協約は最近協力業者に対する大企業の災害予防責任が強調されている中で行われたもので、
   これよって公団は感情労働に伴う職務ストレスを予防するための『自己保護マニュアル』を開
   発・普及させ、各デパートは協力会社と一緒に共同の安全保健プログラムを運営することに同
   意した。公団と各業者は 『安全誓約運動』 共同キャンペーンも展開する。
   「安全保健公団-デパート業界『感情労働者健康保護』業務協約を締結」
   「非難されても "愛しています、お客様 " …感情労働者の涙」
   ≪活動報告≫ 13.8.27


 ◆ 韓国 「労災週60時間以上働いて倒れば‘労災’認定」
    ハンギョレ新聞 2013年6月28日
   「雇用労働部は労災認定される業務上疾患基準を拡大する内容の‘労働災害補償保険法施行令’
   改正案を来月1日から施行すると27日明らかにした。施行令を見れば、‘脳血管・心臓疾患
   発病前12週間の業務時間が1週平均60時間または、4週間1週平均64時間を超過した時、
   業務と発病との関連性が強い’と見て、これを基に慢性過労の有無を判断するようにした。
     労災認定基準に労働時間概念をはじめて導入したわけだ。
   「労災週60時間以上働いて倒れば‘労災’認定」
   「過労認定基準厳しく、労働者に不利」
   ≪活動報告≫ 13.8.30


 ◆ 【取材日記】「ブラック・コンシューマー vs 顧客は王様
     …韓国社会、どう対応
    中央日報 2013.5.7
   「このような状況で、流通業界のA企業の事例は参考に値する。この会社は最近“ブラックコ
   ンシューマー対応法”というマニュアルを作成した。ひどくいきりたったり無理な要求をする
   顧客には第三者を前に出して、売り場に直接訪ねてきた顧客は相談室まで案内して、相談室で
   もずっと怒っているようなら心を落ち着かせられるよう飲み物などを提供しろ、というような
   組織的な対応法が含まれている。A企業の職員は『マニュアルを実行に移した後から、ストレ
   スの強度がはるかに低くなった』と口をそろえる。以後A企業では不満顧客に対応する職員の
   表情が明るくなったし、無理な要求をする顧客もやはり減ったという。」
    「ブラック・コンシューマー vs 顧客は王様」


 ◆ 韓国 「感情労働者に不当要求拒絶、謝らない権利付与せよ」
    毎日労働ニュース 2013年1月14日
   「感情労働者に不当要求拒絶、謝らない権利付与せよ」
   「サービス連盟は感情労働者・消費者・政府・企業のそれぞれの役割を提案した。感情労働者
   は自分の自尊心を高める認識を持って、消費者は感情労働者に対する認識を切り替えて、政府
   は産業災害認定によって、感情労働者を保護することを要求した。特に企業には、△安全保健
   専門担当部署の設置、△社内心理相談室の運営、△事業場内の悪口と暴言防止対策作り、△顧
   客によるセクハラ予防マニュアルの普及を要請した。
   「清掃の仕事よりさらに 過酷なコールセンター… “月給は悪口雑言を浴びる代償”」
     ≪活動報告≫ 13.3.12


 ◆ 韓国 「『感情労働』の労災申請に法改正推進」
    「関西労災職業病」 2012.10号
   「『感情労働』の労災申請に法改正推進」


 ◆ 『光州(クァンジュ)市民軍出身の医師“5月の傷”を治癒』
    『ハンギョレ新聞』2012年7月4日
   『ハンギョレ新聞』
   「5・18光州(クァンジュ)虐殺や拷問のような国家暴力の被害者は、数十年が過ぎたけれ
   どもいまだに怒り、酒を飲み、事故を起こし、うつ病になります。性格の問題ではないのに個
   人の責任のようにされてきました。」国家暴力被害者の精神は傷つけられたその瞬間をほんの
   一寸も抜け出せないまま、さ迷い徘徊しているという。2009年の統計を見れば、5・18
   の負傷後遺症死亡者380余名のうち自殺者が41名(10.8%)だ。経済協力開発機構
   (OECD)会員国の平均自殺率0.02%より300倍も高い。」


 ◆ 産経新聞『韓国で続発する過労死・自殺 自爆営業、
     無謀なノルマ…「昭和の日本」と酷似』
    『産経新聞』 2012年6月22日
   『産経新聞』
   「韓国で社会問題にならないのはなぜか。
    まず、姜さんが挙げたのは、労働者や労働組合が労働時間短縮を優先してこなかった点だ。
   2件目の事例にあったように、韓国企業は基本給が低く抑えられる傾向にある上、経済成長に
   伴う物価上昇に比べ、賃金が上がってこなかった。老後への不安の裏返しで「現役時代に稼が
   ねばならない」と考える労働者も多いという。
    さらに、姜さんは長時間労働で成果を出すことを「美徳」とする雰囲気が、社会全体に定着
   していることも指摘した。」
   ≪活動報告≫ 13.8.30


 ◆ 韓国 「大田広域市におけるメンタルヘルス対策についての
     訪問調査に関する報告書」
    筑波研究学園都市交流協議会 労働衛生専門委員会 友常祐介 大井雄一
    平成24年3月22日
   「報告書」
   「1) 韓国におけるメンタルヘルスの概要
    国全体として患者数が増加傾向にある。医療保険制度における疾病名として最も患者数が多
   いのは「神経症性障害・ストレス関連性障害及び身体表現性障害」の818,907人(20
   10年)、次に患者数が多いのは 「気分障害」 の644,160人(2010年)であり、
   その傾向は2004年以来不変である。一方、別の統計(精神疾患実態力学調査、2006年
   度)によれば、すべての精神障害を対象とした1年有病率は12.9%であり、うち、有病率、
   推定患者数とも最も高い疾患は「アルコール使用障害」となっている。」


 ◆ 韓国 「『感情労働』が深刻な健康問題を発生させている」
    「関西労災職業病」 2012.1.2合併号 「ハンギョレ新聞」 2011.9.16
    2011.11.28 2011.11.30
   「[低い声] 灰皿投げられても喉首捉えられても… "愛しています、お客様"」
   「悪口・セクハラなどに苦しみながらも明るく応対する‘感情労働’」
   「‘無理な親切’感情労働者 人権侵害 深刻」
   ≪活動報告≫ 12.1.27


 ◆ 韓国 「事故目撃後にうつ病自殺も業務上災害」
    ハンギョレ新聞 11.10.10
   「韓国鉄道公社に所属の機関士であったイ氏は2004年6月、列車を運行中、線路に横たわ
   っていた泥酔者を轢く事故を体験した。泥酔者がその場で亡くなると、すぐにイ氏は直接、遺
   体を収拾して警察に引き渡し、それ以後、毎晩、発作症状を体験することになった。イ氏は2
   005年、「詳細不明の精神・身体性障害」と「うつ病」の診断を受け、休職中に自ら命を絶
   った。その後、勤労福祉公団は約1億ウォンの遺族給与を支給したが、サムスン火災が「被保
   険者の自殺・自害は補償しない」という約款を理由に、団体障害保険の保険金支給を拒否する
   と、直ちに遺族は訴訟を起こした。
    裁判所は判決文で、「事故によって不安障害とうつ病など精神疾患が発生し、イ氏はこの疾
   患の症状である自殺願望により命を絶った」として「精神科疾患と業務上災害は、相当な因果
   関係がある」と遺族側の主張を認めた。」
   「事故目撃後にうつ病自殺も業務上災害」


 ◆ パンフレット 「第11回 日韓ワークショップ報告書
      長時間労働と労働時間の短縮施策:日韓比較
    独立行政法人 労働政策研究・研修機構 2011年9月
   長時間労働と労働時間の短縮施策:日韓比較
   「『韓国の長時間労働体制の事例 - 銀行業と自動車部品産業』
     韓国労働研究院 国際協力室長  ぺ・キュシク

    長時間労働に関する理論は、労働時間の規制、家族制度、あるいはライフコースなどの点か
   ら、長時間労働が問題となっている日本やイギリスなどで問題提起され展開されてきた。
    まず、長時間労働に関する理論的なアプローチには、労働時間への規制を中心としたものが
   ある。例えば、O’Reilly and Spee(1998)は労働時間を法的に規制する国家介入型(フ
   ランス、スペイン)、国家の規制は基本フレームのみで、社会のパートナー間の伝統的な団体
   交渉によって労働時間を規律する交渉型(オランダ、ドイツ、北欧諸国、オーストリア)そし
   て自由主義的な団体交渉と極めて広い労働時間の分布を特徴とし、外部からの制約を受ける型
   (イギリス、米国及びアイルランド)に類型化している。しかし、この類型では国家介入型の
   日本や東アジアがフランスやスペインと違い労働時間が長い理由を説明できない。Gareis and
   Korte(2002)は労働時間に対する統制権限(主権)が誰にあるのかによって、「労働者
   の労働時間主権」vs「使用者の労働時間主権」という類型区分をしている。
    しかし、こうした見方には、韓国の長時間労働体制を説明する上で有用な点もある。韓国で
   は企業別労使関係体制であることから、法的規制を除けば労働時間が産業別・業種別に規制さ
   れることはない。したがって、長時間労働を通じた競争を企業別に規制する方法がなく、労働
   時間の規制も極めて断片的である。さらに、国家による法的な労働時間規制もフランスやスペ
   インのように強力なものではなく、労働時間延長の例外業種が多くその範囲も広いことから、
   労働時間に対する全般的な規制が脆弱であることが指摘される。」


 ◆ 新聞記事 「韓国 消防職員の惨事ストレス」
    『朝鮮新報』 2011.6
   『朝鮮日報』
   ≪活動報告≫ 11.10.21


 ◆ 聯合ニュース 「鉄拳いまだ健在、韓国で8人に1人が
     会社で暴力被害」
    『聯合ニュース』 2011.2.22
   「就業ポータルのサラムインは22日、社会人1951人を対象に行った「社内での肉体的暴
   力を受けた経験」に関するアンケート調査結果を発表した。それによると、回答者の12.2
   %が「暴行を受けた経験がある」と答えた。
    暴力を働いたのは(複数回答)、「上司」が66.0%で最も多く、次いで「最高経営責任
   者(CEO)および役員」(20.2%)と続いた。同期(7.1%)や部下(5.5%)に暴
   行を受けたとする回答もあった。」
   『聯合ニュース』
   ≪活動報告≫ 13.10.25


 ◆ 「韓国における消防職員の惨事ストレスの実態と対策」
    ユ ソニョン
    『トラウマティック・ストレス』 2010.9


 ◆ 『韓洪九の韓国現代史――韓国とはどういう国か』
    韓洪九著 平凡社刊 2003年
   「現行の徴兵制の一番大きな問題点は、政府が軍隊に人間を無制限に供給できる体制下では人
   間の価値を取り戻すことができないという点です。わずか100日間に5万人を餓死させた国
   民防衛軍事件は過去だとしても、1980年から95年までの15年5か月間に軍に服務中死
   亡した人は、自殺3263人、暴行致死387人など合計8951人にも達します。これは1
   年平均577人の若者が命を落としていることで、韓国軍は戦争をしなくても3年間ごとに一
   個連隊の兵力を失っていることになります。湾岸戦争の当時、米軍の死亡者が269人にすぎ
   なかったことに比べると、このような損失がどれほどひどいことかがわかります。」
   「われわれは70万人に迫る大軍に、300万人の予備軍、500万人の民間防衛軍を所有し
   ています。人海戦術を考えているのでなければ、このような膨大な軍隊を維持する必要はあり
   ません。現代戦において兵力数は重要でないということは、小学生にもわかる常識です。
    1980年から1995年までの15年5か月間の兵役中に死亡した人は、自殺3263人、
   暴行致死387人など、合わせて8951人になります。1990年代後半に入って、死亡者
   数は減りましたが、いまだに96年に330人、97年に273人、2000年に182人で
   年平均200人から300人に達しています。」

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